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営業部のブログ 2013.06.01

飲食求人紹介人 ~日本マクドナルド、売り上げ低迷受け「メガポテト」投入 – ウォール・ストリート・ジャーナル日本版~

グラサンです[:ニヒル:]

マクドナルドの常連客はフィレオフィッシュがいいとか、マックリブがいいとか議論するかもしれないが、マクドナルドのサクサクして塩味の効いたフライドポテトがちょっと罪悪感を抱きながらも楽しみであることに異存のある人はほとんどいないだろう。
日本で競争の激しいファストフード産業が、コンビニのメニュー増強から影響を受けるなか、ハンバーガーチェーンの多くは注目を浴びそうな商品の提供に走ることが多い。
例えば、ウェンディーズのフォアグラ・ロッシーニ・バーガーやロッテリアのタワーチーズバーガー、バーガーキングのWindows7バーガー(7つのパティを重ねたバーガー)などだ。
マクドナルドもハンバーガー、グラコロを出しており、これにはマカロニとエビ、ホワイトソースの揚げたパティが挟まれている。
そして今、日本マクドナルドはフライドポテトを中核に据えた。
先月下旬、日本マクドナルドは「メガポテト」を発売した。
通常サイズのフライドポテトの2倍の大きさだ。山盛りのフライドポテトの1パックは何と、脅威の1142カロリーと、ビッグマック(1個当たり557カロリー)の2倍以上だ。
マックポテト1パックの値段は490円。通常のプライドポテトのラージサイズは300円前後だ。マクドナルドの広報担当者によると、メガポテトの販売は計画通りに進んでいるという。
また、日本マクドナルドはフライドポテトの販売押し上げを狙い、車用の赤と黄色のプラスチック製フライドポテト・ホールダーをプレゼントしている。最後の1つのフライドポテトを探してマクドナルドの紙袋のなかを手探りするような昔からの問題の優雅な解決策であるかのように。
これは、日本の消費者の意識の中に「中核」メニューを確立する日本マクドナルドのキャンペーンの一環。
同社幹部によると、新メニューのバーガーの登場でビッグマックのような定番が見過ごされる国ではこれは課題だ。
日本マクドナルド・ホールディングス広報部の當山心氏は「ポテトはコアの商品ですので、お客様においしさをあらためて知っていただきたい」と語った。
日本マクドナルドはフライドポテトの人気で客足が戻ることを期待している。2013年第1四半期の売上高は前年同期比14.6%減少、営業利益は同53.3%急落した。
また、牛肉や鶏肉の価格が上昇している上、円安で輸入コストも上昇している。
日本マクドナルド・ホールディングス財務本部執行役員の今村朗氏は先月の業績発表の記者会見で、「競争関係は厳しくなっているとは思う」と述べた。
同氏はコンビニや、最近牛丼の値段を大幅に引き下げた吉野家など他のファストフード店の人気が高まっていることも認めた。
約20年間にわたり景気低迷が続く日本では、外で買って家で食べる新たなトレンドが外食に代わる選択肢となってきた。コンビニの多様な商品取りそろえもこのトレンドの促進に一役買っている。
グラサン[:ニヒル:]